【高校1年の方~27歳になる方】あと少しで終了!HPVワクチンキャッチアップ

【高校1年の方~27歳になる方】あと少しで終了!子宮頸がん(HPV)ワクチンキャッチアップ

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の定期接種(無料接種)には9年間の空白期間があったため、この期間に子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を受けられなかった年齢の方々(高校1年の方から27歳になる方)に無料で接種するキャッチアップ接種が行われてきましたが、残念ながら来年3月末までで終了となっています。

仮に3回とも無料で接種をしようとした場合、標準的な接種方法ですと9月末までに第1回目の接種をお受け頂かないと間に合わないのですが、厚生労働省からの通達に従って、例外的に標準的なスケジュールで接種できない場合の接種方法が定められており、その方法での接種であれば、10月の接種開始でもまだ3回とも無料で接種を行うことが可能です。

子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。
また、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんで、日本では、25~40歳の女性のがんによる死亡の第2位は、子宮頸がんによるものです。
子宮頸がんはワクチンで防ぐことができる数少ない癌ですので、対象年齢の方はせひこの機会にHPVワクチンを接種しましょう。

ご予約が非常に混み合ってきておりますので、キャッチアップ接種の対象年齢の方で、そのうち受けようと思っておられた方は、3回目の接種を3月末までに終わらせるために、早めの接種開始をお願い致します。

※参考資料はこちら:HPVワクチンに関する10月以降の接種スケジュール等の取扱いについて 

※日本だけ増加傾向にある子宮頸がん罹患率について詳しくはこちらをご覧下さい。

※9価の子宮頸がんワクチン(シルガード9)の公費助成について詳しくはこちらをご覧下さい。

 

標準的な方法を取ることができない場合の接種方法

1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回行う。

ご予約はインターネットまたはお電話にてお受けしております。

 

 
投稿日:2024年9月27日|カテゴリ:お知らせ, 新着記事